山口県に続き、来年度、第64回全国植樹祭が鳥取県南部町・とっとり花回廊で開催されます。
鳥取県山林樹苗協同組合の皆様が植樹祭で植樹される樹木を生分解性biopotで育成します。
昨年11月、白根苗圃・白根さんの圃場を視察、ご自宅で「 生分解とは ・ バイオマスとは ・ 生分解性biopotの使用上の注意点 」等々をご説明、勉強会を行いました。
講師として有限会社キヨタキナーセリー(グリーンサポートニュース2011-07-22参照)清瀧社長により、2日間の研修の総括が行われ、その中で、組合員の方が持参されたスギ苗の評価、各組合員の皆様の圃場で育成されている樹木などから、栽培技術を高く評価されました。



鳥取県では、全国に先駆け生分解性biopotで緑化樹を栽培、全国各地に出荷してこられた
有限会社田宮園芸様、山野樹木、野草、水湿・海浜植物など特殊な植物を多種栽培し全国各地に出荷してこられた有限会社竹本園様等があり、現在も継続して使用していただいております。
有限会社竹本園・竹本会長は、ドングリ等の実生栽培での課題であるポット内での【根巻き】の抑制に向け早くから研究を重ねておられます。
現在、研究機関と共同研究を進め、生分解性biopotに種子を直蒔きにて育苗、さらに、定植後の【根】の成長状況などの追跡調査を行い“ 直根性樹木栽培で根巻きの発生を抑制する栽培技術、ポットのまま定植可能で健康な苗を育成するポットの形状やサイズの研究 ”を行っています。当然、特殊形状の生分解性biopotも開発いたしました。
研究成果の発表が待たれます。
山林種苗の育成でも生分解性biopotは使用されています。
数年前、生分解性biopotを採用するにあたり鳥取県山林樹苗協同組合の組合員の方から、
“ ポットはすぐに溶けないか? 出荷時までポットはもつのか? そのまま植えても大丈夫か? ”等々、さまざまな質問がございました。
お伺いし、生分解性biopotの素材の特性、使用方法などをご説明、採用して頂き、今日まで継続して使用していただいております。


約半年で30~40cm成長しています。
この成果に加え、地球環境に優しく、廃棄物を出さない植樹祭への取り組みが今回の採用につながったと思われます。
2012/01/23 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
平成24年5月27日
山口市阿知須・きらら浜自然観察公園にて
第63回全国植樹祭が開催されます。
山口県樹苗生産農業協同組合の組合員の皆様による植樹祭で使用される樹木の育成は順調でした。
一昨年8月に訪問し、昨年11月に再訪いたしました。
堀田さん(美弥市)



高橋さん(長門市)



何れも地域に植生する樹種を選定、海浜公園での植栽を考慮し、塩風にも強い樹種が選ばれています。
生育状況は順調との事。
ハマボウ・マサキ・ネムノキ・ハマヒサガキ・コクチナシ・クロマツ
クスやケヤキは大きな口径のポットで大苗も育成しています
生分解性biopot で育まれた樹木は植樹祭当日、会場で多くの参加者の皆様により定植されます。
勿論、ポットのまま定植します。
ゼロエミッションとCO2の削減(空のポリポットは焼却処分によりその自重の約3.14倍のCO2を発生します)、ポットのまま定植することで、ポットから苗を取り出す作業や、ポリポット等の空ポットの処分作業などの省力化にもお役にたてます。
何より、植え痛みが無く活着は良好です。
第59回秋田県・第61回神奈川県で採用され、本年開催の第63回山口県、来年開催の第64回鳥取県での採用も決定され、着実に準備は進行しています。
“点”が増えています。
“点”と“点”を繋ぎ“線”に、
全てを繋ぎ“面”に・・・・
生分解性biopot、開発以来10年、皆様のご協力の賜物です
ありがとうございます
引き続き御支援、御協力をお願いいたします。
2012/01/17 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
山口県を訪問しました。
平成24年開催の全国植樹祭に向け、山口県樹苗生産農業協同組合の組合員さんが植樹祭で植樹する樹木の育成に取り組んでおられます。
植樹祭会場近くに自生する種を選抜、育成しておられます。





biopot ZacH50-10.5
平成24年植樹祭当日まで大切に育成され植栽されることでしょう。
勿論、この苗木はポットのまま植栽されます。
点が増えました。
2011/08/19 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
熊本県・五木村では昭和38年から40年まで3年連続で水害に見舞われ、昭和30年ごろから始められていたわさび栽培は壊滅的被害を被りました。
加えて、自生するワサビの苗を食べるグルメな野生動物・・・・・・鹿の増殖で、わさび栽培は絶滅状態でした。
つい最近になり、熊本県や五木村の行政の指導の元、わさびの試験栽培が始められました。
廃品利用で、ペットボトルを栽培筒に利用してのペットボトルパイプ栽培です。
しかし、大敵の鹿はますます増えています。
そのため、山林の周囲を防獣ネットで張り巡らせています・・総延長・・測量不可です。
鹿の歯はすごく丈夫です。化繊のネットを食いちぎります。
ワイヤーが織り込まれていますが、それをも食いちぎり食害します。
でも何とか侵入を防いでくれます。

もう一つの大敵。育成中のワサビの最も大切な部分である根を食べてしまうニホンヨコエビ!
効果を期待したペットボトルパイプ栽培は効果がありませんでした。
ビオポットの出番が来ました。
既報(グリーンサポトニュース2011・04・21)のように、ビオポットを使用しての試験栽培が開始されています。




栽培に使用するbiopotの目付を変え、耐久性を確認します。

成長を観察、熊本県の指導員さんです。試験栽培推進の 熱い リーダーです。


わさび田の枯れ葉や砂の中を探れば、簡単に見つけられます。
お邪魔虫 = ニホンヨコエビ
もう一か所のわさび畑


石垣は、昔のわさび畑のなごりです。

水害のこと、わさび栽培のこと・・五木村のこと・・庭先でお話を伺いました。
緑豊かな自然、清流、食、温泉・・・・この夏、お勧めスポットです。
時間がゆっくりと流れていく、そんな錯覚が心地よさを醸し出し、耳を澄ませば子守唄が聞こえてきそうな山村
五木村・・・
2011/07/29 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
佐賀県山林種苗緑化組合では少花粉スギ(藤津14号)の育苗に取り組んでおられます。
戦後、日本各地で植林されたスギは、材質(木目や色など)や生育の良好な木を選抜して植えられ、花粉のことはあまり考慮されてなかったようです。日本各地で植林されたスギから出る膨大なスギ花粉で、近年、花粉症に悩まれる方々が急増しています。
そこで、【花粉の少ないスギ】が注目され、今後の造林を少花粉スギで植林し、花粉の飛散を減少さようとしています。既に、都市圏周辺で少花粉スギの植林が開始されています。
佐賀県山林種苗緑化組合、組合長の織田さんは、平成18年ごろ山林向けに落葉樹の生産を始めるにあたって、灌水設備が無い圃場でのポット苗の育苗に新たな育苗方法(佐賀県山林種苗組合栽培マニュアル)を開発、栽培した樹木の植栽試験を重ねてこられました。
その結果、
「生分解性ポットで育苗した苗は、ポットのまま植えることができ、植え痛みが無く活着が良好で95%以上活着する」
「ポットのまま植えられるので作業効率が非常に良い」
「ごみが出ない」
などと評価していただき、今後も生分解性biopotでの育苗を継続すると心強いお言葉を頂きました。
その栽培技術が【少花粉杉=藤津14号】の育苗に生かされ各地に出荷されています。
2011年7月6日 織田農園様を訪問いたしました。




間もなく圃場に運ばれ、育成、出荷を待ちます。
勿論、佐賀県山林種苗緑化組合の栽培方式で育成され、出荷を待ちます。
2011/07/26 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
有限会社キヨタキナーセリー社長 清瀧様の挑戦
杉やヒノキは大別して実生や挿木にて育苗されています。
母樹の遺伝子を確実に受け継がせ、定植できる苗の高さに育てるには挿木による育苗が一般的です。
今回訪問したキヨタキナーセリー様のビニールハウスでも挿木にて育苗されていました。
2011年7月5日に訪問しました。

箱挿し
biopotZFacH50-6.3Lに直挿し
6月中旬に挿木をしたものです
生分解性biopotの導入にあたり、生分解性不織布の目付、口径や高さ、容積等、度重なる打ち合わせで作成した生分解性育苗ポットです(進化の途中です)。
通常、箱挿しした苗は畑に移植され育成、出荷を待ちます。
biopotに直挿しすることで植え変えの作業が省略されます。
植林では、勿論、ポットのまま植栽されます。
屋外の広大な圃場



ヒノキ苗
biopotZFacH50-6.3L


抵抗性黒松や赤松
biopotZacH50-15


圃場には、杉・ヒノキ・抵抗性黒松・抵抗性赤松を始め数多くの樹種を育苗されています。
植木、苗木をインターネット通販で販売されています。
お探しの木が見つかるかも・・・
有限会社 キヨタキナーセリー
2011/07/22 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
福岡県直方市の貞光さんがメロン栽培に生分解性biopotを導入しました。
2011年3月1日
ポットのほぼ中央、マスクメロンの種子が見えます。
(ポリポットとbiopotZPFacH30-9での実生栽培)
種子を指で約1cm 培土の中に押し込み、その穴に土をかぶせ発芽を待ちます。
メロンの発芽率は非常に高く、ほぼ100%近く発芽します。
発芽率が高いのも今回の導入の一因と思われます。
2011年3月24日発芽した苗
2011年3月24日すでにポットから発根しています。
この苗をビニールハウスに定植 管理 収穫・・・・。
7月5日の訪問時は収穫の最終時期でした。
一家総動員で出荷作業です。
大きさごとに選別、各地へ出荷します。
大変・・・メロンが全滅・・???
収穫後、枯らして処分
次の作付けの準備です。
トルコキキョウを育てます。
貞光さんによれば、今年の初め、九州農研久留米圃場を視察した時に見たbiopot、
「これはいける」との思いで導入を決意したとのこと。
詳しくお話を伺うと、「定植時ポットのまま植えることができる為、根の周辺の土が落ちず、植え痛みが無いはずだ、定植時間が短縮でき省力化も可能、さらにポットのまま定植する為ゴミの減量化になる」との思いで導入を決意したとのことです。
今年初めて導入した評価を伺ったところ、「生育、収量、品質から考慮して、必ず来年も使用する」とのお言葉を頂き、加えて、お伺いした時、近くの生産農家の皆様との懇談の場を設けていただきました。
点が増えました。
点から線そして面への広がりを目指しています。
貞光さんではメロンの直販を行っております。
来年6月には甘いメロンを収穫、生産者直送にてお手元にお届けしていただけます。
お問い合わせ先
貞光 誠一 様
住所 :福岡県直方市上新入3430
電話 :0949-22-6875
FAX :050-3311-4379
E-mail:sada0612@angel.ocn.ne.jp
勿論、味見させていただきました。
お勧めです。
イチゴ【あまおう】の栽培もやっています。
勿論、生産者直送にてお届けいたしますとのこと。
年末までお待ちください。
2011/07/21 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
国見町の森林で少花粉杉が植栽されています。
花粉症対策として、花粉の少ない杉の植栽が全国的に広がりを見せています。
この杉苗は佐賀県山林種苗緑化協同組合で育成された【藤津14号】です。
6月11日に植え付け、7月4日根とポット(ZacH50-10.5)の状態を調査


biopotから根が突き破り白根も出ています。
良好な活着状況が判断されます。
日本各地の山林に見られる防獣ネット
幼木を鹿の食害から守る為に張られています。
国東半島・・抵抗性黒松の植栽
3月1日に植栽された抵抗性黒松 ・ 7月4日 植栽後の調査


約1年、育苗した苗で、植栽地が海岸に近く( 海水が風により運ばれる距離 )かなり劣化、分解が進行し、根がポットを破り出ています。
おそらく土壌のPH(海水は約8)の影響もあるように思われます。
biopotZ品番製品(ポリ乳酸不織布)はPH値が高いほど劣化の進行速度が増します。
これらの苗はZacH50-15Tを使用して大分県樹苗生産農業協同組合で育成したものです。
組合員の抵抗性黒松育成圃場・・大分県杵築市 石田種苗農園
地上部から浮かして育成しています。


大苗の需要(下草刈り作業の省力化)に合わせ育成中です。
東国東郡森林組合は組合長を先頭に事業を強力に推進されている活気溢れる組合です。
国東半島での黒松の植栽は平成9年に開始、ふるい苗にて植栽されていましたが、平成16年より松くい虫対策として、マツノザイセンチュウを接種後生育する苗【抵抗性黒松】に変更、平成19年ごろからbiopotZ品番で育成された苗と、ふるい苗との比較試験を経て、≪ポットのまま定植できるため植え痛みが無く活着がよい、ごみも出ない等≫から抵抗性黒松の生分解性biopotで育成された苗での植栽が継続されています。大分県樹苗生産農業協同組合でも平成19年ごろから組合員の皆様がbiopotZ品番で抵抗性黒松の育成に取り組んでおられます。
2011/07/19 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
寄贈させていただいたジュラシックツリー(ウォレマイパイン)
biopotZH品番で育成したもので、公園内で順調に育っています。
ポットの側面及び底面に切り込みを入れ定植しています。
ポットのまま植えています。


成長に合わせて鉢のサイズを大きくして育成しています。

温室では園内の椿を販売する為の鉢上げを行っていました。



biopotZacH50-12



緑を、公園を、地球を愛している吉野様からとてもうれしいお言葉を頂きました。
ご了解を得ましたので全文ご紹介いたします。
勇気とやる気を頂きました。
ありがとうございます。
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(有) グリーンサポート
伊東社長 様
いつも、大変お世話になっております。
貴社のbiopotを愛用させて頂いておりますので、一言感謝とお礼を申し上げます。
当農業文化公園では、ツバキ園3,2ha・390品種を植栽しております。
毎年、2月末から4月上旬までの間「日指(ひさし)の椿まつり」を開催しております。
来園のお客様が、椿園を訪れ、椿の苗が欲しいと言った要望が高いため、
当公園では平成20年度から今日まで、苗を育成して販売しております。
現在、昨年挿し木した4538鉢の苗の鉢上げ作業で追われています。
鉢上げ用のポットの選択を考えた際に、環境に優しいbiopotに当初から着目いたしました。
その理由として
①苗を購入したお客様が、鉢から出さずにそのまま庭や鉢に植え込むことができるため、勧めやすい。
②従来の使い捨てプラスチックの鉢をゴミに出さなくて済み、素材が土壌の微生物によって分解されるメリットあります。
③biopotから外部の土壌に発根が促されることです。
こうしたメリットを備えたポットについては、他に類を見ないと思います。
極めて優れていると考えました。
更に改良を加えて、素晴らしい商品へ仕上げてください。
小生の今後の希望としましては、発根をより盛んにする技術革新を期待したいと考えますが?
(植物調性剤の活用他?)
貴社のbiopotには商品の選択肢が広いため、
今後、当公園では花や果樹の苗作り等にも、積極的に利用したいと考えております。
新たな情報を期待しておりますので宜しくお願い致します。
取り急ぎ。
〒879-1312 大分県杵築市山香町大字日指1-1
TEL 0977-28-7111
FAX 0977-28-7119
大分農業文化公園 吉野 賢一
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入園料は無料、広大な園内は家族連れやカップルでいっぱいです。
レンタルサイクルや地元産品の売店も充実。
椿を一鉢如何でしょうか・・・。
2011/07/15 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]
神恵内村では、「神恵内の海を守る会 」が磯焼けの進行する海域の藻場回復に向けた保全活動を行っています。
さらに、水産資源の増大に向けサケ、サクラマス、ヒラメの稚魚の放流を行っています。
スポア(胞子)で増殖する海藻(写真は昆布)をbiopotと同じ素材(バイオマスプラスチック=ポリ乳酸不織布=生分解性不織布=biorecuron/ビオリカロン)で作成された≪スポア・スクエアバッグ≫を使用しての藻場回復活動と、成果をお知らせします。
約50cm四方の袋の上部を10cm重ねて縫製(糸もポリ乳酸フィラメント)し、口が閉じるように形成されたもので、たくさんの穴を開けています。この袋の中に昆布の母藻と重りになるよう石を入れ(写真①)、磯場に投入(写真② ③ ④)。


写真 ① 写真 ②


写真 ③ 写真 ④
やがて、昆布の胞子が袋の穴から出て磯に付き、昆布の増殖を促します。
昆布は冬~早春に胞子体として発芽し、2~6月によく伸長します。
≪スポア・スクエアバッグ≫を2010年12月9日に投入、2011年3月26日に検証が行われました。
結果は・・・(写真⑤ ⑥)


写真 ⑤ 写真 ⑥
担当者の方から「上手くいった」とのお言葉を頂きました。
このスポアバッグの素材、つまりポリ乳酸不織布の特性から海中では強度が急速に弱まり、徐々に分解してしまいます(PHが高いほど強度劣化は進行します、海水のPHは約8)。
胞子を出す母藻を≪スポア・スクエアバッグ≫に入れることで、磯場に固定させることができます。役目が終わった≪スポア・スクエアバッグ≫、徐々に破断され生分解されてしまします。
今年はホンダワラに挑戦との事。
成果が期待されます。
只今、≪スポア・スクエアバッグ≫は工場で製作中です。
間もなく、神恵内村に向け発送いたします。
神恵内村の担当者様から・・・
豊かな自然と海の幸がいっぱいの神恵内村へぜひお越しください・・・との事
この夏お勧めですよ。
2011/06/08 . [ グリーンサポートニュース ] • [固定URL]