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グリーンサポートのスポアバッグが第11回エコプロダクツ大賞エコサービス部門 農林水産大臣賞受賞しました
2014.11.26
本日、第11回エコプロダクツ大賞審査結果が発表されました。
弊社は、エコサービス部門で農林水産大臣賞(エコプロダクツ大賞)を受賞いたします。 第3回エコプロダクツ大賞・エコプロダクツ部門で審査委員長特別賞受賞に引き続き2回目の受賞です。
biorecuron®/ビオリカロン®(バイオマスプラスチック=生分解性不織布)の用途の拡大です。生分解性biopot®は一般社団法人日本植木協会の皆様と共に緑化樹の栽培を主目的に開発、今や緑化樹のみならず山林種苗、園芸、水生植物の育成、植栽にとその用途、使用量は拡大してまいりました。
この度は磯焼け対策として、云わば海の緑化を目的に開発したスポアバッグの受賞です。 北海道、神恵内村での昆布増殖の成果が認められ、神恵内村様、株式会社エコニクス様と共に受賞いたします。
ひとえに皆様のご協力、ご支援、ご指導によるものと深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。
biorecuron®/ビオリカロン®をK社から引き続き継続して生産していただいているS社様、ポリ乳酸フィラメントを撚糸し、縫製糸を製作していただいているT社様、縫製、裁断工場の皆様のご協力で今日がございます。改めて御礼申し上げます。
今後とも地球上のあらゆるステージでの用途拡大に向け、新製品を開発し、皆様の『よかった』一言の為にまい進いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
コンブスポアバッグ
袋には2~3本のコンブと重り用の石を入れます。
袋詰め作業・投入
袋を種と見立てて海中へ投入します。この作業は11月に行います。
スポアバッグは転石と転石の間に収まり、12時間以内に種が周囲の転石に着生します。
コンブスポアバッグの素材
- バイオマスプラスチック
- ポリ乳酸不織布=生分解性不織布
- ポリ乳酸不織布は、海中に入ると強度が急速に弱まり、徐々に分解する特性がある。
藻場LAND施設内と施設外(5月下旬)
翌年5月の状況です。スポアバッグを投入した海底面にはコンブが繁茂しています。一方、スポアバッグを投入していない海底面にはコンブの繁茂は見られず、ケウルシグサという1年生の害藻が生えています。
藻場LAND施設内と施設外(9月下旬)
施設内は9月になってもコンブは生えていますが、設外は見事な磯焼け状態です。
神恵内村藻場LAND事業
こちらは昨年3月の状況です。ホソメコンブが繁茂しています。
コンブが繁茂すると小魚が群れます。
コンブが繁茂すると小魚が群れますが、スポアバッグを投入していない場所にはコンブは生えていません。