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biopot Z品番が第3回エコプロダクツ大賞審査委員長特別賞受賞

2006.12.01

弊社、biopot Z品番が第3回エコプロダクツ大賞審査委員長特別賞を受賞いたしました。

http://www.gef.or.jp/ecoproducts/3rd_result/

受賞内容の詳細は以下の通りです。


弊社は、植木生産用資材として、不織布製容器の製造販売を行ってきましたが。当初はポリエステル製のものでしたが、ポリ乳酸製不織布の実証試験を重ね、現在、各地の生産者に取り入れられております。生産及び消費現場でのゼロエミッションの実証です。更にポリエステル製素材には必要不可欠であった容器の剥離作業不要による省力化が受け入れられたからです。

価格(石油製品に比べて割高)・分解速度をコントロールできないなどの問題克服こそが、このポリ乳酸製不織布容器の更なる普及を図るための最大の課題としてありました。

この度、新たにZP品番及び縫製ではなく溶着(10mmの溶着と5mmの未溶着の連続)による新製品の開発で更なる普及を図りたいと考えております。

植木や草花などは播種や挿し木により育苗しますが、概ねポリポットに鉢上げし、植栽ではポリ容器から取り出して行われます。この剥離されたポリ容器は現在、リサイクルは皆無といえ、リユースは病気などの理由もありごく僅かです。

この度の商品開発は育苗後の植え替え時には速やかに分解・劣化を要求され、加えて作業性の確保に対し、ZP品番は更紙との二重構造の為、用土混入作業時の作業性が確保され、より目付けの薄い物での容器使用が可能となり、当然目付けを下げることによる価格の低減も可能となりました。又、低木類など地上で栽培し植栽する植物に溶着した容器を使用すれば容器劣化が進行していなくとも、その隙間から出根し、容器を破壊し成長の障害にならないようになります。

本年10月発売を前にしてすでに植木生産者の方から育苗業者にZP製品を支給し、自社使用苗木育苗の為のご注文をいただいており、三重県特産の平戸つつじの生産用の受注も戴いております。

栽培後、植栽現場や各家庭でバイオマスマーク認定biopotにて栽培された植物に付けられたバイオマスマークタグで、バイオマスマークの認知の広がりが期待されます。

弊社では、バイオマスマーク認定のbiopotを本年5月のエコ・グリーンテックに出品し、来場された韓国・プサンの生産者と日本の生産者との相互訪問を図り、受注を得、日本の植木生産の技術と共に輸出いたします