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海の緑化・・・磯焼けに坑して

2019.09.13

海洋でのマイクロプラスチックによる汚染が問題視されています。
今、日本各地の海でスポアバッグを投入、成果を上げています。
写真前半は北海道神恵内村での細目昆布増殖の様子です。
後半は、南駿河湾漁業協同組合御前崎本所でのカジメ増殖の様子です。
子供たちがスポアバッグに絵を描きTVでも紹介されました。...
何れも結果良好で継続して使用されています。
各地の漁協からのお問い合わせも増加、各地で使用されています。
スポアバッグの素材は、バイオマスプラスティック(ポリ乳酸不織布)です。
弊社にて企画製造販売しています。
尚、この製品と神恵内村の取り組みはH26年エコプロ大賞で、農林水産大臣賞を受賞しています。

スポアバッグ
以前、あるいは現在でもネット(石油系プラスティック)で海中に投入し様々な要因で回収できなかったことがあるようです。
このスポアバッグは回収不要です。海中で徐々に生分解され地球に還ります。マイクロプラスチックにはなりません。
アンカー(石)と細目昆布の根株を入れます。
磯場に投入
投入後約2~3か月でボロボロになります。
この時点では生分解ではなく、加水分解で強度劣化が進行、磯にこすれて破壊された様子です。この切れ端、海底で徐々に生分解され、水と二酸化炭素とに姿を変え地球に還ります。
神恵内村特産のウニやアワビの餌に必要不可欠です。
南駿河湾漁業協同組合 御前崎本所
スポアバッグには子供たちの絵
TVで紹介されました。
波打ち際に打ち上げられたカジメを拾い集めています。
投入
~結果