現場レポート

熊本県の農業高校で野菜・花苗の育苗にbiopotが使用されています

2009.10.14

熊本県 農業高校 のフラワークリエイト科を訪問し(平成21年5月27日)、biopotを使っての野菜や花の育苗に取り組まれている様子をご紹介いたします。

農業クラブ県大会に向けての指導が目的でしたが、生徒の皆様と指導教官の発表に向けて熱心に取り組んでおられました。

「biopotZ品番は生分解性プラスチック製品(材料はトウモロコシを原料に作られたポリ乳酸製の不織布)で、地球に優しく、植物に優しいポットは、環境に配慮した製品です。このまま植えられるので、ごみも出ません。」との説明に、納得していただきました。

2つの温度計を使って、ポットが透水性、通気性に優れており、容器内の地中温度が低くなることを実証する試験方法を説明しました。

  • 防水型デジタル温度計(土の中の温度を測る)
  • 赤外線放射温度計(表面温度を測る)  

今回の発表題は、「生分解性ポットを使った新たな栽培技術に関する研究」~野菜・草花栽培における夏季高温対策としての可能性~となっています。

今後の取り組みに期待しています。

以下の写真は、biopotZPFacH30-9.0 (ポリポットの規格では上径9.0のポットとほぼ同じ) を使用しての試験の様子です。