現場レポート

生物多様性を守る・・海の緑化

2012.02.16

北海道の積丹半島でも磯焼けの被害が確認されています。
磯焼けは、海域の変化(地球温暖化による海水温の上昇・環境ホルモンや土砂の流入などによる水質の変化など)、ウニなどの植食動物による食害等で被害は世界中に及んでいます。
積丹半島でも昆布の生育に影響が出ています。
そこで、biorecuron/ビオリカロン®(生分解性不織布=biopotZ品番製品に使用)で作成したスポアスクエアーバッグで昆布の育成試験に挑戦。
一昨年に引き続き昨年も大量に投入、追跡調査でその効果が認められました。
既報の通りアマモの育成に続いて昆布の育成、さらに、ホンダワラらの育成にも投入試験が行われています。

北海道積丹半島・スポアスクエアバッグの効果

約10年前、緑化樹の栽培試験から始めた生分解性biopot、今、園芸、湖水域での水生植物、海水域の植生に、その応用範囲が広がりを見せています。