現場レポート

採石場の緑化と生分解性防獣スクリーン

2021.03.12

生分解性biopotで育苗された抵抗性クロマツ
選抜した種子から発芽した苗にマツノザイセンチュウを接種(感染させます)後、枯死しなかった苗(30~40%は感染し枯死します)を鉢上げし育苗したものです。
勿論ポットを付けたまま植栽します。
この荒野の緑化に挑戦します。
植栽後、枯れた萱を根本へ。
10本の抵抗性クロマツ
杭打ち

ガンタッカ(ホッチキス)で杭に防獣スクリーンを打ち付け固定します。
今回は、50g 100gの2種類の目付で行い、経過を観察します。

ガンタッカ
ラス(金網)を壁面に打ち付ける器具
軽く握れば針が打ち出され容易に固定できます。

ビオコンテナ(生分解性コンテナ)で育苗したウバメガシ

ビオコンテナ(生分解性コンテナ)で育苗したクヌギ
ミツマタ
鹿はお嫌いなようです。

ミツマタ
この荒野に黄色い花園が広がるよう願いを込めて。

クヌギ
根鉢周辺をしっかり転圧します。
植栽した位置と樹種を記録し経過観察していただきます。