現場レポート

アオダモ

2021.05.14

アオダモです。
その他には、キハダ、カヤ、コナラ、クロモジ、クヌギ、ホウノキ、ヤマサクラ等の生産も行われています。
復興事業で海岸植栽に使用するクロマツのコンテナ苗出荷減少に危機感を持った生産者の山林苗生産継続へ向けた取り組みです。
スギやヒノキと比較して数倍の価格で出荷されてきたクロマツに代わる栽培樹種を模索しています。
杉山にスギ、檜山にヒノキを植栽するのではなく、嘗て自生していた樹木の植栽を視野に入れた挑戦です。
数十年後の切り出し時のさまざまを考慮して、スギやヒノキを皆伐した広大な山林にウバメガシの植栽を進めている地域もあります。
燃料販売商社がこの山林を購入しウバメガシの植栽費用も支出、紀州備長炭の増産計画が進行しています。
また、早生樹としてセンダンやコウヨウザンの試験植栽も進んでいます。

アオダモ
ご存知、バットになります。
35穴トレイを切断し、ビオコンテナ(生分解性コンテナ)を立て、
苗を投入し培土を充填します。
雨どいを加工して充填器具として活用しています。
各地、各事業所での工夫がみられます。
ビオコンテナ(生分解性コンテナ)にアオダモ