現場レポート

信大bs8-9(夏秋いちご)

2021.09.24

信大bs8-9(夏秋いちご) 三才山農園・・・・・円果(まどか)
むらちゃん農園・・・ルビープリンセス
信大bs8-9は、それぞれの農園で愛称をつけ販売されています。
【品種登録された品種につき栽培には許可が必要です。】
信州大学で開発されたこの夏秋いちごの味をぜひ、ご自分の舌でお確かめください。
秋が深まり気温が下がるこれからの時期、さらに味に深みが増します。
銀座千疋屋・紀伊国屋・いかりスーパーなどで販売されています。
松本市の三才山農園様がイチゴ育苗に生分解性biopotを採用していただき、
続いて浜松市のむらちゃん農園様も継続使用していただいています。

何故、生分解性biopotを採用されているのか・・・?
*育苗時、容器の培地温度の低減効果(花芽分化の促進⇒結実の早期化)
=不織布容器の特性で容器全体からの水分蒸発による気化熱効果です。
*植栽時の省力化(ポットのまま植栽できる。)
*廃棄物の減量=地球環境にやさしい農業(ポットのまま植栽できるため空容器が出ない。)
=このポットはバクテリアの働きにより生分解され地球に還ります。
*萎黄病の発生が抑制された。 ・・・・等

売木村のむらちゃん農園は、間もなく育苗した苗と共にコンテナ(収穫中の株)は浜松市へお引越しです。
その引っ越し前にプランターに植え付けたイチゴ苗(章姫)の無料配布をされるとお聞きし、新たなプロジェクトのご相談を兼ねて売木村を訪問しました。
当日、売木村の皆様は勿論、遠くは名古屋からも受け取りに来られていました。
収穫までの栽培方法(栽培環境・灌水や施肥など)をアドバイス。
完熟したイチゴの味を伝えたいとの熱い思いが今回の無料配布に繋がったようです。