現場レポート

1600㎡=4360株=45t=約1600万円

2021.10.20

気候変動検知灌水施肥アルゴリズム搭載栽培支援システム
10月13日岡山県瀬戸内市を訪問 トマト栽培の最前線です。
1600㎡のビニールハウスで4360株のモモタロウを栽培されています。 年間スケジュールは、 収穫終了後、 7月20日から10日間でポットを含めすべてを撤去します。
=ポットを含め全てをハウスに隣接した畑に野積し処分します。 これらはバクテリアの働きにより徐々に生分解され地球に還ります。
7月30日から4360個の生分解性biopotにモモタロウの苗を定植します。 9月20日頃から出荷を開始し、翌年7月まで収穫が続きます。
年間収量は約45t=約1,600万円(通年契約で生協へ出荷しますが、一部産直ショップへも出荷します。)
これらの管理はお二人で行います。 天候不順な今日、日照、気温など生育に必要なデーターを元にAIに灌水頻度や液肥の濃度などを全て管理させ高収益農業経営を実践中です。
初めての出会いはポリエステル製biopotをご購入していただいた時にさかのぼります。
その後、収穫後の分別廃棄処分をポットのまま全てをコンポスト化できる生分解性biopotをご提案、直ちに採用していただき今日に至ります。
現在このシステムは、コープファーム等各地で稼働中です。 また、トマトのみではなくさまざまな作物の栽培も可能で、間もなくイチゴ栽培を予定されています。

定植から収穫終了まで約1年、この生分解性biopotは形状を維持し、収穫後はトマトの茎、葉、実など全てと共にバクテリアの働きにより地球に還ります。
全て野積みして処分可能です。
システムの心臓部
気候変動検知灌水施肥アルゴリズム搭載栽培支援システム