現場レポート

果樹苗

2022.03.10

biopotZacHpr55-12HLL (上径115mm×下径85mm×高さ220mm)
新たに開発した生分解性biopotで果樹苗の栽培が開始されました。
育苗後、容器を付けたまま植栽できます。
pr品番とはポリ乳酸とレーヨン2種原料の短繊維をそれぞれ混綿し製造したスパンレースを裁断、
縫製にて製作した生分解性容器です。
pr品番は、地上で約半年と1年は形状を維持するよう設計した2種の目付原反(55g・40g/1㎡)で其々の用途に合わせた製品です。
【育苗中は形状を維持し植栽後は速やかに生分解する容器が欲しい。】とのご要望にお応えすべく開発した新製品です。
植栽後、先ずレーヨンが急速に強度を失い、ポリ乳酸繊維も短繊維を絡めて作られた素材の特性から崩壊しやすく、
その後バクテリアの働きにより徐々に生分解します。
2020年、ラボ製造したさまざまな配合比率の原反で容器を製作し弊社にて試験栽培を経て製品化した製品で、
特許出願中です。 すでに、山林苗や緑化樹などの育苗も開始されています。
今後、トマトやイチゴなどの園芸でも栽培が予定されています。
今後、日本各地で試験栽培(実証事業)にご協力いただける方々による栽培が開始されます。
ビワの接木苗
雑草対策でココユーキ・ハスクチップを被せています。

約1年育苗したスギ苗です。
果樹苗はこの写真と同じ素材で製作されています。
大きさが異なるだけです。