新着情報

東北の被災地に「バイオマス栽培キット」をお届けします!

2013.05.20

東北へ行きます!

『バイオマス栽培キット』 ~土無し栽培~

生分解性biopot/ビオポットだからこそできる、生分解性biopotにしかできない、廃棄物を出さない植物栽培用の『バイオマス栽培キット』を東北の被災地の皆様へお届けします。
この企画は、仮設住宅に縁台を届ける活動を精力的に行っている、NPO人権センターHORIZON片岡遼平さんのご協力を得て実施できることとなりました。
『バイオマス栽培キット』は特別な技術や経験は不要で、説明書に従ってポットに“バイオマスソイル”を入れ、ミニトマト苗を植え付け、施肥し、水をやり、生育を見守るだけで収穫することができます。ミニトマト苗はポットのまま定植できるようbiopotZPFacH20-7.5(薄い生分解不織布と紙とを接着、溶着にて成型したポット=特許取得済み)で育苗しています。
仮設住宅でお住まいの方々に、育て収穫する喜び、食べる楽しみをお届けします。ミニトマトの収穫後、続けてネギや野菜などを育てることもできます。
春には樹木苗を植え付け、被災地の皆様ご自身の手で『緑の復興』を担っていただけるようにとの思いで企画いたしました。
培地のバイオマスソイルは、ヤシの実繊維100%を約15年スリランカの大地で寝かして作ったコンポスト。ポットはポリ乳酸不織布製、いずれもバイオマス(生物由来)製品です。
生分解性biopotで育てた苗木は、ポットを付したまま定植することができます。ポットは徐々に地中のバクテリアの働きにより生分解されCO2と水に分解されます。生分解性biopotの原料はトウモロコシです。生分解によって排出されるCO2はトウモロコシの生育過程で光合成により大気中から取り入れたものですから、大気中に排出しても地球温暖化効果ガスといわれるCO2の増減に影響を与えないと考えられています(カーボンニュートラル)。
植栽時、ポットのまま定植できるため根の損傷もなく活着が良好です。日本各地にとどまらず、中国、インドネシアでの植林にも使用され、《ポットのまま植えることができるため活着が良く、ゴミも出ず、植栽時間が短縮できる》など、高い評価をしていただいております。
生分解性biopotは『地球環境に優しく、植物にも優しい』ポットです。

~ご協力お願いします~

大阪を車で出発、群馬県でミニトマトの苗を受け取り東北へ。
群馬県桐生市の桒原園芸・桒原様にお願いしたところ、【東北で被災した皆様のために】と、ミニトマトの苗1,000本の育苗を快く引き受けていただきました。
5月24日から27日まで気仙沼市、陸前高田市、大船渡市で配布や植え付けなどにご協力願えませんか。
現在、大分県樹苗生産農業協同組合、福岡県樹苗農業組合の皆様が育てた抵抗性黒松や、当社で実生から育てたクヌギの苗も生分解性biopotで育成管理しています。さらに、北秋田市の伊東農園・伊東様からご提供して頂いたカツラ、ヤマモミジ、トチノキ、ミズナラを同じく生分解性biopotで育成しています。
現地へ持参し、地域で植林活動をしておられる方々と植林も行います。
農林業に従事している方、現地でご協力、ご指導願えませんか。
よろしくお願いいたします。
配布日時、場所は後日掲載いたします