現場レポート

林業塾2023 3日目 伐倒~加工

2023.10.13

林業塾三日目(10月13日午前中)
速水林業様の山には総延長50㎞弱の林内路網が整備されトラックが走れます。
この林内路網が、タワーヤーダーでの集材、他社がまねしにくい12mの木を切り出しできる『強み』を発揮できるのです。
林業界でのニッチビジネスをも成功させているのを垣間見た気がします。
各地でよく目する切り捨て間伐された木々と比較しても細い木々を集材されています。
山の富をすべて収穫できるシステムが構築できているようです。
さて、これらの木々の販路はお分かりですか。
多くは養殖いかだや公園内整備資材、時には文化財建造物の修復にも使用されています。
養殖いかだは、各地で仕様が異なり、長さや太さにより出荷先が異なります。
また、波の影響を制御できるよう曲がり木も利活用されています。
毎朝、教室の前に焚火
熱いコーヒーとジュース、お菓子も用意されています。
トラックのホイルと製材所にあった吸塵器のパーツとの組み合わせ
タワーヤーダーで搬出するためのワイヤー掛け
オペレーターと無線で連絡しながら、安全に作業されています。
枝打ち
木とワイヤーとは簡単に脱着できます。
速水氏が操作を実演
大活躍の機材
オートレース場でクラッシュした車を移動するために開発されたものを、林業の現場で活用しています。
タワーヤーダーとオペレーター
速水氏との質疑応答
全ての作業ができるよう機材がびっしり
土場での加工について、川端氏の説明
土場に集められた木をオーダー毎に合わせて切断
切断後の木は、高圧水で樹皮を剥きます。
長さごとに仕分け
樹皮を剥き長さごとにストック
最長12mから各種
受注により太さ事にストックされ出荷を待ちます。
*乾燥する必要はありません。