現場レポート

バイオマスタウン(大分県日田市)

2007.08.15

バイオマスタウン(大分県日田市)の取り組みを視察しました。

バイオマスタウンとは、農林水産省が平成16年から地域のバイオマスの総合的かつ効率的な利活用を図るため、地域のバイオマス利活用の全体プラン「バイオマスタウン構想」を作成し、その実現に向けて取組んでいる市町村を指定しており、日田市は平成16年8月に指定されています。

日田市における取り組みでは、畜産公害として問題になっていた豚のし尿処理の解決策に加えて、家庭の生ごみとその他事業系生ごみ等を集配し、メタンガスの発生させ、そのガスを自家発電に利用、併せて堆肥や液肥を製造し地域の農家に提供しており、地域の豊富なバイオマス資源を背景に循環型社会の構築をめざしています。

日田市バイオマス資源化センター

ゴミ収集車の搬入、計量全体図生ごみを投入自動で生ごみからビニール等を分別メタンガスの発行槽液肥の貯留槽
堆肥(ペレット状)の製造周辺の野菜団地
この施設は神戸製鋼グループの最新技術が投入されており、世界の鉄鋼メーカーが、環境分野でも貢献していることに、感銘を受けました。

日本全国を始め、世界にこのようなバイオマスタウンが広がることが期待されます。

グリーンサポートからのお知らせ

この施設で製造されている、液肥、堆肥については、今後有料で販売しますが、現在試験段階につき無料で配布しているとのことです。

肥料成分も安定しており(データーあり)、植木等にも使えると思います。

大分県優先ではありますが、ご希望の方に是非ご紹介いたしますので、ご興味のある方は、電話または、メールにて、当社または直接センターにご連絡ください。