現場レポート

磯焼け対策

2019.07.01

嬉しい投稿です。
シェアーさせていただきます。
北海道神恵内村での磯焼け(細目昆布の減少)でウニやアワビの水揚量の減少に危機感を持った村と株式会社エコニクス様と共に開発した製品です。今、全道に広がり、日本各地でも使用されています。コンブ、カジメ、ホンダワラなどの増殖に向けた取り組みです。G20の議題でもある脱プラの取り組みに先行した技術です。石油由来の網袋で投入された袋の回収には困難が伴っています。未回収のネットは、マイクロプラスティックに姿を変え海洋を漂うことになります。このスポアバッグは、バイオマスプラスティック(トウモロコシ由来)=ポリ乳酸不織布(ビオリカロン=生分解性素材)で作成、海に投入後は回収不要です。バッグの上部を開き、石(重り)と海藻を入れ磯場に投入、ピンポイントの種まきといえます。

子どもたちとの磯焼け対策